アートプロジェクト『顔のクローゼット』
「たくさんの顔を重ねていくと、どんな顔が見えてくるだろう」

アーティストhiderinoによるプロジェクト。 たくさんの人の顔を重ねてひとつの顔を作り出す。 こうして多くの人の集まりをひとつの顔に集約することで、個人と集団(社会)との関係を見つめるのがこのプロジェクトの目的。
2007年までに公開された作品は、ワークショップ形式である日ある場所において撮影した人々の顔写真をすべて重ねてひとつの顔をつくりだす。 完成した“顔”はTシャツにプリントされ、オンラインストア grass green closet を通じて一般に販売されます。 ワークショップごとの作品にはそれぞれ「-年月日-」という形の作品番号が割り振られ、「合計人数persons male:人数 female:人数」という人数の内訳とともに顔のグラフィックの下部にプリントされます。
撮影時のコミュニケーションからはじまり、製作段階を経て、Tシャツとしてリリースされる作品をどこかで誰かが身につけ、世界のどこかを歩き、生活する。この作品群はそこまでの段階に至ってはじめて社会や世界との関係を持つことになります。個人としての自分、集団の中の自分、どちらも同じ自分ですが、それぞれはどんな顔をしているのでしょうか。この作品は、どこかで見たようでどこにもいない、誰のものでもないひとつの顔を作り続けることで個人とその周囲の世界との関係を考えたいというコンセプトを持っています。
2007年11月4日アサヒアートフェスティバル愛媛ブロック「アートバトルin三津浜」にて作品展示と映像作品の上映
『顔のクローゼット』PROMOTION VIDEO
『顔クロ070805』の舞台、愛媛県松山市内の三津浜にて撮影した映像と、ワークショップで撮影した52人のインタビュー映像と音声から製作したショートムービー。
約10分、音声あり 2007年11月5日公開
撮影・編集 : hiderino
音楽 : Kimihiko Ishihara
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